長井市内約40の神社に古くから伝わる黒獅子。
この獅子舞は安産や火伏せ、厄除け、子供の成長等を祈願する伝統神事として、例祭日には各地区の氏子一軒一軒を練り歩き、祓い清めます。

長井の黒獅子は目玉が丸く飛び出ており、眉が目玉の後方に位置しています。
漆黒の獅子頭はこの地域特有のもので、その獅子頭に波頭を表した大幕をつけ、大人数の舞手が入る獅子は、「むかで獅子」と呼ばれ、躍動的で力強い迫力があります。

葉山神社例祭では、境内で獅子舞が披露されます。
巻眉の大きな獅子頭で、角力、警固に向かうときに顎を下げ、頭を回転しながら望み、勇壮な格闘をする獅子舞を見ることができます。