米原曳山祭りは毎年10月の体育の日を含む3連休に開催されます。
曳山の舞台の上で、必死に稽古を重ねてきた子供たちが子供歌舞伎を演じます。

米原地区の南町が「壽山組」、北町が「旭山組」、中町が「松翁山」をそれぞれ伝承しており、子供歌舞伎の演目もそれぞれが披露します。老若男女すべての人々が一丸となって祭事を盛り上げようという勢いがあり、文化を大切に守る土壌が出来上がっています。
3日間あるうちの2日間は同じ演目を演じますが、3日目の千秋楽では若連中が同じ演目を面白おかしく趣を変えて演じるので、3日間ずっと楽しめるものとなっています。
地域全体が祭事へ関心・情熱をもって取り組む姿勢は素晴らしく、守っていくべき大切な日本の文化といえるでしょう。