山形県、鶴岡市の池神社で行われている「古郡神楽」の起源は、慶長6年(1601年)、最上義光の家臣、新関因幡守久正が藤島城の領主になりました。

当時、干害に悩まされ続けた農民を救うために、現在の因幡堰の開墾の大工事を行った際、池神社に21日間おこもりをして完成を祈願しました。因幡堰が完成した際に、池神社前に奉納した神楽が古郡神楽の始まりと言われています。

後に剣の舞などに加わり、現在のような形になったと言われています。