大和神社では、毎年四月一日に神幸祭が行われ、通称「ちゃんちゃん祭り」と呼ばれています。

祭りの中心をなす神幸祭は「お渡り」と称され、お渡り行列は、大和神社の神輿と境内摂社の増御子神社を中心に仕立てられ、100メートルほど続きます。

行列は大和神社から中山町の御旅所まで渡御し、御旅所での祭祀ののちに同じ道を還御します。左右に田畑の広がる道を進んでいくお渡りは、諸役によって装束などが異なり、大和の春に彩りを添える風物詩となっています。