奈良県磯城郡にある鏡作(かがみつくり)神社は、天照大神が天の岩戸に隠れた際、八咫鏡(やたのかがみ、三種の神器の一つ)を作ったと伝わる石凝姥命(いしこりどめのみこと)など三神が祀られています。

古くから鏡づくりの神として信仰を集めてきました。美の神として、技術向上を願う美容師や鏡業界の関係者の参拝が多い神社です。

毎年2月下旬の日曜日に「御田祭り」が行われます。五穀豊穣を祈願する農耕行事で、御田植舞・豊年舞・牛使いの神事が催され、牛が暴れるほどその年は豊作になると言われています。

神事の後には、松苗や餅がまかれ、境内は多数の参拝者の歓声で賑わいます。ぜひ鏡作神社の「御田祭り」を訪ねてみて下さい。