新町(あらまち)南部ばやしは、宮守に鎮座する砥森(ともり)神社の例大祭で毎年奉納されている郷土芸能です。

砥森神社は、坂上田村麻呂が蝦夷と戦った合戦(801)の際に建立されたとも、源義経が安倍氏と戦った前九年の役(1051-1062)に祀られたとも言われています。例大祭には、新町南部ばやしの他にも、神楽や御神輿などが集います。

この南部ばやしの特徴は、山車に太鼓をセットして立って太鼓を叩くこと、そして舞手の頭の飾りが独特のものであることです。