上幅庭田植踊(うえはばにわたうえおどり)の起源ははっきりと分かっていませんが、口伝によると弘長2年(1262)に、この庭田植を高山掃部長者に見せたところ「めでためでた」で踊り入ってくるのが良いということで一番の折り紙を付けられ、それを誇りとして現在まで伝承されてきたいうことです。

「胆沢型」に分類される予祝芸能で、田起こしに始まり御倉への収納までを演じ、神々に豊作を約束させようとするものです。

毎年9月15日の鎮守府八幡宮の例祭の奉納が特に有名で、他にも遠野まつりなどのイベントにも出演しています。