平安時代の武将で笙の名手である新羅三郎義光が、戦場に向かう途中の足柄峠で、笙の秘曲を弟子の豊原時秋に授け、託したとされる故事に由来して、開催しているお祭りです。 

昭和47年に始まり、今年で48回目を迎えます。

笛塚供養の式典のほか、太鼓や笙、踊り、火縄銃、剣舞、弓道などの披露や福餅まきが行われます。

また、毎年恒例となっている、足柄城址広場の領地を争奪する小学生による綱引き合戦は、白熱した戦いを見せ、大いに祭りを盛り上げています。