栃木県鹿沼市の今宮神社は、延暦元年(782年)に創建されたと伝えられる歴史ある古社です。

その後、江戸時代になって、徳川幕府から五十石の朱印地を拝領し、慶長13年(1608年)、現在見られるような優美な権現作りの社殿(県文化財指定)へと整備されました。
例大祭に行われる鹿沼今宮付け祭りは、ユネスコ無形文化遺産および国指定重要無形民俗文化財に指定されています。

毎月2月3日には、春を迎える神事「節分祭」が行われます。年男と年女が、午後2時と午後2時30分の2回に分けて、神楽殿から厄落としを祈願して豆を撒きます。春の足音を感じに、ぜひ一度、この古社を訪れてみてはいかがでしょうか。