小友祇園祭は唐津市呼子町の小さな漁村に伝わるお祭りで、毎年旧暦の6月14・15日に開催されます。高さ15メートル、重さ3トンの豪華絢爛な山笠が地区を練り歩き、海を渡る山笠も行われます。

このお祭りは、江戸時代に大流行したコレラの悪疫退散を祈願するため、笠竹に御幣を付けて村内をお祓いして回ったことが起源と言われています。

八坂神社で流行病除け、五穀豊穣、大漁祈願の神事が斎行され、鐘や太鼓の素朴な囃子が響く中、山笠の巡行が始まります。