前田の盆踊は、遠賀川流域に伝わる盆踊りの1つ。江戸時代から明治時代にかけて行われていた、地方歌舞伎の影響が強いとされています。市指定無形民俗文化財。
明応年間(1492~1501)の戦で落城した、花尾城の戦死者の供養のために始まった踊りと言われています。

三味線や太鼓の演奏、地唄を中心に、踊り子たちが輪踊りをします。細やかな手振りが特徴。
8月24日の地蔵盆に前田観音堂で踊られる他、地元のさくらまつりや中宿八幡宮の祭礼などで踊られています。