「茶屋町祗園」は、江戸時代末期の文化11(1814)年に天疫神社で行われた雨乞い祈願を起源とする、伝統的なお祭りです。戦争で中断していましたが、昭和40(1965)年に夏越祭に合わせて復活し、現在に至ります。

煌びやかな装飾の施された立派な山笠は、宵闇の中でも、無数に飾られた提灯の明かりで幻想的に浮かび上がり祭りの熱狂を加速させます。

飾り山笠とこどもちょうちん山笠がそれぞれ1基のみですが、大人が引く大きな飾り山笠が狭い路地などを曲がる様は迫力があり、子どもちょうちん山笠の明かりは夜景によく映えます。