毎年9月15日に福岡県早良区にある賀茂神社では千灯明が開催されます。
この賀茂神社には江戸時代の享保の大飢饉の際に災難が二度と来ないように願ったところ、夢枕にナマズが現れたといわれています。

その際に「ナマズを殺して食べないように」とのお告げがあり、それを守ったところ毎年豊作が続いたという伝説が残っており、そのためナマズが神様として祀られています。

千灯明では賀茂神社では無病息災を願い菜種油を入れた小皿を並べて千の灯をともします。
また、賀茂神社そばの賀茂小学校では児童がペットボトルで作った灯明でナマズの絵を描きます。

千灯明は幻想的な雰囲気で子どもから大人まで見るだけで楽しむことの出来る祭りとなっています。