黒岩稲荷神社は壇ノ浦の戦いで敗戦した平家一門の慈禅尼が岩穴に隠れて霊を祭ったといわれています。

五穀豊穣や商売繁盛を祈り、毎年2月にこの祭りが行われています。

神前には紅白の餅や鯛、米などが供えられ多くの参拝者が訪れます。色とりどりの初午おこしはお土産としても人気があります。

稲荷は、農家では稲の神、商家では商売繁盛の神、漁家では大漁の神、加地職では火神など各種の職業として多くの信仰を集めています。

奥の院では御神酒や紅白餅、するめと昆布、ぜんざいなどがふるまわれています。