毎年4月15日に開催されている「岩崎神社春季大祭」は、い草生産者など約100名が参列し、い草の豊年満作を祈るお祭りです。
開催地となる「岩崎神社」は、村人に初めて、い草を植え育てる事を教えた、岩崎主馬忠久公を神様として祀られている神社です。

い草とは主に畳の原材料となる植物で、高い吸放湿性によって空気を浄化する作用があると言われています。現在、熊本県はい草栽培の生産高日本一であり、当日は日本の文化である「畳」の継承についても祈願されます。

そのほか、地元特産品の販売や奉納舞踊などが披露されるステージショーも行われ、地域の活気に溢れたイベントです。