霧島山の噴火で焼失した天孫降臨の地、高千穂峰のお宮が文明16年(1484年)に麓に遷宮さてたものです。

霧島神宮に祀られているニニギノミコトは稲作を讃える神様です。そのニニギノミコトが天孫降臨の際、稲穂をまき散らし雲霧をはらい降臨し、日本に稲作文化をもたらしたといわれています。

その故事にちなんで霧島神宮では旧暦の元旦に籾をまく祭儀が行われます。
霧島神社では大小あわせて年間百ほどの祭典が厳粛に斎行されています。