通しもんは、若宮神社で毎年10月9日に執り行われる大祭で、200年以上の伝統を持つ行事です。

若宮神社には、かつて御船川の大洪水で社殿もろとも流された御神体を鯰が助けたとの言い伝えがあり、そのご神体をお迎えに行く行列がこのお祭りの起源となっているとのことです。

お祭りでは、赤飯をお供えしての式典終了後に神幸式を行い、子ども神輿、通し物、太鼓や三味線に合わせて歌う稚児、神輿、供奉で構成された行列が町中を行幸します。