「美々津おきよ」祭りとは、早朝4時に神社に集まった子供たちがお祓いを受けた後、「起きよ、起きよ」と元気な声で町内の人たちを起こし回るお祭りです。

美々津では、神武天皇が東征の際、この地から船出したと言い伝えられています。伝説の中で住人たちは、出発に合わせて餡子入り団子を作る予定でしたが、風向きの影響で急遽出発の予定が早まり、米の粉と小豆を合わせついた「お船出団子」作り献上したそうです。
その際、住人たちが準備のために起こし回ったという伝承が受け継がれたことが、このお祭りの由来とされています。

祭りのあと、子どもたちを中心に餅つきが行われ「お船出団子」をいただきます。
他では見られないユニークなお祭りに是非訪れてみてはいかがでしょうか。