美田八幡宮の田楽はかつて9月15日に開催されていましたが、現在は西暦奇数年の9月第2日曜日に行われています。偶数年は日吉神社で同様の祭礼が開かれます。

この田楽は全部で2時間近くを要する本格的な田楽芸で、衣装なども色彩的に美しく、何より、しっかりとした伝統を今に受け継いでいます。

神の相撲はふんどしを締めた少年二人が行う儀式で、獅子舞は西ノ島特有の所作を持ち、十方拝礼は独特の踊りが特徴です。この田楽は貴重な伝統芸能として国の重要無形文化財に指定されています。