京都祇園会の流れを汲む伝統の祭りで、明治初期に作られた本石下の千貫神輿は、京の宮師の手による京神輿で、白丁白足袋装束の若者たちが担ぎ練り歩きます。

これと対照的に、新石下の大神輿は揃いの青法被に白足袋装束の若者たちが担ぎ練り歩きます。

祭り会場には二つの大神輿の他に、各町内の子ども神輿十数台も集合し、山車の祇園囃子やひょっとこ踊りにはやされ、会場狭しと練り歩くさまは壮観で、古くからこの地域の夏の一大風物詩となっています。