一年の前半にあたる半年間に、知らず知らずに犯した罪や穢れを祓い清める神事です。

神職、巫女に続いて、参列者は行列をつくり、大祝詞を唱和し、参列者全員で和歌を唱えて茅の輪をくぐり、罪・穢れを移した紙人形を那珂の清流に流して、無病息災や除災招福を祈ります。

江戸時代の書物「常陸国水戸領風俗問状答」に「八幡の社内にて参詣者に茅の輪をくくらしむ」という記述があり、神事は創建以来400年続くと言われています。