掛塚まつりは、江戸時代から明治時代にかけて港町として栄え「遠州の小江戸」とも呼ばれた掛塚にある貴船神社で催される祭典で、2日間にわたり大規模に開かれます。

海上安全を祈願した浦安の舞の奉納や神輿渡御など、港町の面影を良く伝えています。掛塚の9つの町から繰り出される屋台は総漆塗りに金箔、金糸や錦糸で刺繍された天幕を持つもの、高名な彫刻師による精密な彫刻をもつものなど、どれもが豪華絢爛です。

県指定無形民俗文化財の掛塚祭屋台囃子が流れる中、屋台が巡行する壮麗なお祭りです。