泉橋寺は行基が建てた四十九院の一つとして名高く、発菩薩院、隆福尼院を前身とする寺院です。

1308年に造られた石の地蔵は、応仁の乱(1471年)で地蔵堂もろとも焼かれて、200年以上そのままになっていましたが、元禄年間(1688年~1703年)に復元されたと伝えられています。

地蔵祭りでは、高さ4.58mある日本一大きいといわれる石地蔵を祀って、子どもの幸せを祈念します。

また泉橋寺では8月24日に、住職の念仏に合わせて子供たちが百万遍の数珠をまわし、祈願する「数珠繰り」が行われます。