虫追いは、五穀豊穣、悪虫退散、家内安全を祈願する行事で、青森県の無形民俗文化財にも指定されています。

虫追いの歴史は古く江戸時代から続いています。農薬が普及していなかったころには各地で盛んに行われたそうですが、現在は田子町の細野・飯豊地区などで開催されています。

笛や太鼓、ひら鐘のお囃子で稲荷神社からムギカラ人形を担いで巡行し、村境で「悪虫退散」と書かれた紙を谷底へ投下しお祭はフィナーレを迎えます。