6月の第1土曜日(1日は除く)に御贄講(みにえこう)大祭が行われます。県内の漁業関係者約120名が神前に大きな鯛やワカメ、昆布などの海の幸を奉納し、海上安全と大漁満足を祈願します。

宮司が祝詞を奏上し、2人の舞女(まいひめ)が鯛を釣り上げる所作を神楽にした「大漁神楽」を舞い、漁業協同組合有志によって祝歌「御酒(ごんしゅう)」が奉納されます。

白山は漁師にとって、古くから海上から自分の居る場所を確かめる道しるべとなっていたそうです。そのことから、漁師から白山が信仰され、こうして御贄講大祭が行われます。