植木神社の祇園祭は、毎年7月の最終土曜日・日曜日に開催される祭りです。
三重県の指定無形民俗文化財にもなっているこの祭りは、神輿とだんじりの行列が見どころです。
祭りが開催される伊賀市の平田は、江戸時代には宿場町として栄えていました。祇園祭はそのころから行われており、伝統のある祭りといえます。
この祭りの一番の特徴は、二日目に巡行される神輿の担ぎ方が独特なところです。200キロ以上にもなる神輿を垂直に傾け、掛け声とともに蛇行しながら練り歩きます。
この練り歩き方法は「クネリ」と呼ばれています。