お祭りの舞台である長井には市内に十数社に渡る黒獅子があり、各神社ごとに奉納されている黒獅子の顔や形などは、それぞれ違っており、獅子舞の動きも異なります。

草岡 津嶋神社の獅子舞は「獅子頭」が口を開ける以外ほとんど動かさないところが特徴です。
また、先導役の警固と黒獅子がぶつかる警固掛かり、例返しなど、他神社にない独特の振りがあります。
警固交代の際には草相撲を取って決めたり、新警固が決まった際には太刀打ち、露払いを従え、「八幡幣(はちまんぺい)」と呼ばれる挨拶回りを行うなど、古くから伝えられる伝統行事を丁寧に守っている神社としても知られています。