お祭りの舞台である長井には市内に十数社に渡る黒獅子があり、神社ごとに顔や舞が異なる黒獅子を見ることができます。
各神社に奉納されている黒獅子は警固に先導され長井市内の氏子を一軒一軒回りながら練り歩き、払い清めていきます。

この神社の獅子舞は周辺地区の総宮神社の流れの蛇頭系とは異なり、静動を取り合わせた振りが特徴的で、蛇ではなく、獅子を表しています。
蘊安神社の獅子頭は前後に長く、顔が見えないくらい毛深いのが特徴です。
毎年、5月5日の春の例祭と、9月第一土曜・日曜の秋の例祭が行われています。