長野県と山梨県の県境に位置する金峰山の頂上にある金櫻神社。
神社では、大祓いと呼ばれる伝統行事が夏と年末に行われますが、その年末の行事が年越大祓式となります。
大祓いとは、人が知らず知らずの間に犯してしまった罪や穢れを祓い清め、身心の清浄と無病息災を祈る伝統行事。特に年末の大祓いは、身心に付着した罪や穢れを払い落とし、新年を迎えるための大切な神事です。
当日は、拝殿前に設置された大きな茅の輪をくぐることで、7月1日から半年の祓いをします。

当日来ることができない方は、事前にいただいている形代を神社に持って行っておくと、当日祈祷してくれます。
祓い串の紙の裏に住所氏名を記入し、その祓い串で体を撫でるように祓い身心を清めます。その祓い串を敷地内にある三宝に収めておくと、当日祈祷してくれます。