群馬県千代田町にある光恩寺の開山は大和朝廷の時代にまでさかのぼります。利根川岸の赤岩地域は水深があるため昔は大型船も往来して大事な船着き場になっていました。

そのような環境に建てられた寺では毎年、春と秋に恒例の大祭が行われます。これは「不動尊大祭」といわれ、境内で山伏姿のお坊さんが護摩札の炊き上げをします。

この後山伏が青竹を刀にみたて、居合を見せてくれます。

これが火渡りを始める合図になります。護摩炊きでくすぶっている火の中を山伏姿の僧侶が裸足で歩き始めます。この火渡りには訪れた人も参加することができます。