春日神社の祭神と席田用水に関係した人々に感謝するとともに、五穀豊穣を祈願する祭事です。
春分の日の明け方、ふんどしに鉢巻姿の若い男子が、2つの神輿に米4升ずつ入れ、3人一組となって席田用水まで8㎞走って向かいます。取り入れ口に着くと、米を研ぎ神輿に戻します。もう1基には水を入れて持って帰ります。早朝に春日神社へ戻ると、境内を練り歩き万歳三唱します。その米と水で炊き上げ、「おみごく」と呼ばれるお供え物を作り、翌日神前に供え祭事を行った後、雑炊にして氏子に振舞われます。