熊野市飛鳥町神山区に伝わる、お盆の時期の伝統行事です。市指定の無形民俗文化財に指定された、初精霊供養。
「ジャジャツク」は、釣鐘と大太鼓を並べた楽器のこと。このジャジャツクを用いて、盆踊りの始まりを知らせます。

火とぼしでは、初精霊の家から墓地まで青竹108本に蝋燭をたてます。この蝋燭の灯りは、初精霊を家まで送り迎えする道しるべ。また、108の煩悩を焼き払う意味もあります。
火とぼしは8月15日の夜に、ジャジャツクは8月16日夜に行われます。