ここ相差では、かねてより語り継がれる伝説があります。
さかのぼること約1,400年前、奈良時代にいた1頭のくじら。
背中には金色に輝く観音様を乗せていました。
ある男がこの観音様を取り、相差にある青峯山正福寺に納め、今でもご本尊として祀られています。

この鯨、後に石になり、鯨崎で見ることができます。

この伝説に基づいて、ここでは天王くじら祭りを開催するようになりました。
伝説の通り大きな鯨の神輿が担がれ、海まで運ばれてゆきます。
辺りは露店も立ち並び、漁の町ならではの海の幸をはじめとするグルメが満載です。

また、祭りの最後には花火も打ち上げられ、夏の相差の町を彩ります。