二見興玉神社の鳥居の役目を担っている夫婦岩。
その大小の岩をつないでいるのは、5本の大しめ縄です。
これらはそれぞれ1本が40kg、太さ10㎝、長さはなんと35mにも及びます。

このしめ縄は奉曳車に乗せられ、駅前から二見興玉神社へ奉納されます。
その道中は子どもから大人まで「よーいとこ、よーいとこせ」の掛け声をかけ、ほら貝が鳴り響く中を車が進みます。

そして最後に差し掛かる神社前では、海岸から打ち上げ花火が上がる中、体力を一気に開放し、曳き手が全力疾走します。
地面とこすれて唸る奉曳車と曳き手の叫び声、周りからの歓声はこの祭りの一番の盛り上がりポイントです。