10月15日に外宮、16日に内宮で行われる初穂曳。
外宮では陸を進んで外宮に向かう陸曳、内宮では船にのせて五十鈴川をさかのぼる川曳で初穂を納めます。

ここで終始うたわれるのは、木遣り唄と呼ばれる独特の唄、そして活気あふれる「えんや」の掛け声です。
その年に採れた1番初めの稲を納めることで、今年の農業の恵みに感謝し、更なる翌年の五穀豊穣を祈願します。

練り歩く範囲が広いことで、各地で見ることのできる点も嬉しいところ。
伝統行事を直接見ることのできる貴重な機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。