新年恒例の、北関東地方で一番早い「だるま市」はこの高尾山佛母寺(たかおざんぶつもじ)のだるま市です。境内には群馬県高崎のだるま屋、招き猫や干支人形、竹細工、刃物など各種露店がずらりと並び、新しい年の招福を祈願して福だるまを買い求める人々の波が広い境内を埋め尽くします。一年を履き馴らす下駄などの履きものや、まな板などの木製品、苗木市も開催されます。

本堂では護摩が焚かれ、このけむりを購入しただるまにかけて、寺務所で片目を入れるという習わしです。