大戸見(おおとみ)の神楽は、毎年8月の第一土曜日に開催される旧松丘地区稲荷神社の祭礼で、神楽殿で奉納される神楽。
「獅子神楽」とも呼ばれていて、県の指定文化財に登録されています。

二人の人間が獅子に入り、笛2人、大太鼓1人、小太鼓2人、鉦1人で演じられます。
「前かがり」「おんべの舞」「鈴の舞」「くるい」「おくり」という演目からなっていて、これは人間が次第に成長していくさまを表している、と言われています。一人で歩けない幼児期(前かがり)から、少年期を迎え(くるい)、最後は五穀豊穣を願う舞(おくり)で終わります。