毎年8月中旬の旧盆時期に旧西銘闘牛場にて、全島の力自慢が集まり、沖縄角力(ずこう)が行われます。出場は当日申し込み制なので、飛び入り参加もできます。沖縄角力は方言では「シマ」と呼ばれ、琉球王朝時代から伝わる伝統文化の一つです。日本の大相撲とはルールが異なり、独特の迫力と面白さがあります。

西銘エイサーも同時に開催されるため、沖縄伝統文化の行事を一度に2つ楽しむことができます。

角力大会が開催される会場は、琉球王国時代に中国と琉球を往来する船などを監視する「遠見番所」でした。昔は、村芝居や闘牛大会なども行われていました。