東京都大東区にある天台宗関東総本山の寺院「寛永寺」は、寛永2年(1625年)に慈眼大師天海大僧正によって創建されました。その後、関東大震災や太平洋戦争の空襲などで被災したものの、戦後は新たに霊園を造成し、広く東京都民や有縁の人々に開放しました。また、重要文化財に指定された史跡や宝物を現在まで伝え、伝統を保ちながら時代の要請にこたえる寺院として維持しています。

寛永寺では、毎年2月3日に節分会が開山堂にて行われ、40分の法要の後、年男・年女の方々による豆まきが行われます。