「くきのうみ」とは、洞海湾の古名で、日本書紀にその記があります。洞海湾と若戸大橋を舞台に行われる「くきのうみ花火の祭典」は、福岡県北九州市で毎年行われる夏の風物詩となっています。地域の活性化と北九州港洞海地区の発展を目的に始まった祭典は30年以上の歴史を誇っています。

洞海湾の台船から打ち上げられる約3000発の花火は、40分間という時間に息もつけないほど次々と上がり海の水面に映る様はみごとです。若戸大橋に仕掛けられる1000発ものナイアガラの滝は光のカーテンのようで圧倒的な美しさです。また、ジャズの生演奏と花火のコラボも見ごたえ・聴きごたえがあります。