田辺市の長野八幡神社の11月3日に開催される例祭にて奉納されます。毎年14時~行われます。和歌山県指定無形民俗文化財の神事とされ、全体として豊作を祝う意をこめた踊りと言われています。

太鼓を持つ音頭取りと音頭ワケに先導され、薄水色の着物に袴を身に付けた青年たち15人(奇数人数)が、左手に笹、右手に扇を持って円陣になり踊ります。優雅なおどりで、古風な歌詞や振りは中世の趣を残し、笹踊りとも呼ばれます。