橿原市にある本薬師寺(もとやくしじ)は、奈良市にある世界文化遺産薬師寺の前身寺院で、天武天皇が、妃である後の持統天皇の病気平癒を願って建立した寺院です。現在は、巨大な礎石が並び、当時の繁栄を偲ばせます。

また、夏季にはホテイアオイが美しく咲き誇ることでも良く知られています。

本薬師寺跡で毎年10月の第2月曜日に開催されているのが本薬師寺まつりで、かつてこの寺院で斎行されていたと伝わる「紫燈護摩焚き」が行われ、修験道の聖地のような雰囲気に包まれます。