石上神宮は、奈良県天理市布留山の麓の高台に鎮座する日本最古の神社の一つです。古代信仰の中でも特に異彩を放ち、健康長寿・病気平癒・防災招福・百事成就の守護神として信仰をあつめています。

石上神宮では、毎年1月15日の小正月のこの日「古神符焼納祭(こしんぷしょうのうさい・大どんど)」が行われます。正月飾りや旧年の神符を焚く行事です。社務所前の斎場には、この日までに持ち込まれた神符類がうず高く積み上げられ、神事の後斎火により焼納されます。