勇壮な火祭りとして知られる「菅原神社の火祭り」は、奈良県宇陀市の菅原神社で毎年11月の第4日曜日に行われる150年も続く伝統行事で収穫に感謝する意味を持ちます。

この火祭りの象徴である大松明は、長さおよそ7メートル重さはなんとおよそ100キログラムもあり、男性が15人がかりで運びます。神社までの道中「ヨイトー、カイトー」と掛け声をかけながら進んでいきます。この掛け声は「良い垣内」…つまりこの地区は安泰である」という意味だそうです。神社の境内に向けて50段ほどの階段を一気に駆け上がるところが見どころです。