宇都宮市にある宇都宮二荒山神社で、年に2回行われる神事です。12月15日(冬渡祭)と1月15日(春渡祭)に行われ、どちらも「おたりやさい」と呼ばれています。
中世(鎌倉〜室町時代)から続く、伝統のお祭り。冬渡祭と春渡祭ともに、田楽舞の奉納もあります。

神霊(神輿)が市内を巡行し、家内安全や無病息災を祈願します。
12月の冬渡祭では、古いお札や縁起物を焼く「お焚き上げ」も行われます。一年の終わりを感じられる行事です。