峯薬師は、那須塩原市の薬王寺奥の院で、古くから地域の信仰を集めていました。かつては大祭の日には大勢が集まり、お参りをしていました。また、この地域に嫁いできた女性が地域へのお披露目も兼ねて花嫁衣裳を着てお参りする習慣がありました。これが「嫁さん薬師参り」です。

現在は10月に大祭が行われ、福引や餅つき、巻狩囃子などのイベントが行われます。ハイライトは、今も続く「嫁さん薬師参り」です。新婚の女性が花嫁姿で峯薬師を詣で、賑わいに華を添えます。