那須塩原市にある那須波切不動尊「金乗院」は、関東三大霊場の一つで荒行で知られています。火まつりは、厄除け、開運招福を祈願するものです。護摩壇を弓矢と剣で清浄すると清火が点火されます。参拝者は自身の五体を託した護摩木を火中に投げ入れます。

その後、住職が熱湯の入った釜に入る荒行「湯加持」、火のついた松明を自身の袖に通す「松明行」と続きます。最後は一般の人も参加することができる「火渡り行」となります。見ごたえのある荒行を見物しようと大勢の人が訪れます。