岩手県二戸市の枋ノ木地区に鎮座している枋ノ木神社は、昭和6年の東北大飢饉の折、帝国政府より支出された「農家救済補助金」に伴い発案、制定された「共同作業所設置条例」のために建設資金の寄付を募った際、剰余金が出たため、以前よりこの地に鎮座している「金勢大明神」を祀る祠を建立したことから始まりました。

子宝と安産を司るこの神社は、御神体が大きな男根であることが有名で、毎年行われる祭典「金勢祭」では、威勢のいい男衆が御神体が載った神輿を担ぎ駅前の沿道を練り歩く行列運行をはじめ、神輿担ぎタイムレースなど見所が満載のお祭りとなっています。