岩手県の金ヶ崎町にある金ヶ崎神社は、金ヶ崎駅から東に700メートルほどの場所にある諏訪公園内に鎮座しています。この神社は、平安時代後期の前九年の役に源頼義が安倍氏を征服した時、信州諏訪神社の社に戦勝を祈願したため、これを亡ぼすことができたので勧請したと伝えられています。

この金ヶ崎神社では、安部頼時が流れ矢に傷つき、北上川を舟で下ってここで死んだ日と伝えられる旧7月27日に例大祭が行われ、境内では神輿渡御や浦安の舞などの神事が執り行われる他、お馴染みの屋台なども出店されます。