常龍山御神楽(じょうりゅうさんみかぐら)は、「権現さま」と称する「獅子頭」を持って舞う踊りです。

この踊りは「常龍山大権現」と称された天照御祖神社に奉納する「御神楽」であるとともに、危難を祓う舞とされています。津波や凶作、悪疫の流行時に、この「権現さま」を持ち出し、危難払いのために舞ったのが始まりとされています。

この御神楽は釜石市郷土芸能祭で観ることができるほか、常龍山天照御祖神社の式年大祭「さくら祭り」での奉納が有名です(3年に一度の開催のため次回は2021年)。